ヨガインストラクター、ヨガ講師、ヨガの先生なんて自己紹介してる?
考えたことってありますか?
私はフリーでやっていこうと決めてから、自己紹介文を書く機会があり自分の肩書きについて考えることがあります。
肩書きなんて何でもいいんだけどね。
それを考える機会が今までも何回かありました。
最初に考えるきっかけをくれたのはあるヨガの先生の一言。
あなたがなりたいのは【ヨガインストラクター】【ヨガの指導者】のどちらなのか
その時私はヨガの会社に転職したばかりで、研修生として奮闘中。
研修を受ける中、毎日たくさんの悩みや葛藤を抱えながら、練習の合間をぬってなるべくたくさんの先生のレッスンを受けたいと都内あちこちのヨガスタジオに通っていました。
そんな中ある先生のレッスンを受けることができ、私がヨガの研修中だと伝えると
『ヨガの道に進んでみてどう?』『悩みとかない?』と先生から聞いてくださったのです。
当時、ヨガに対する悩みでいっぱいで私は思いつく限り、自分の悩みを吐き出してしまいました。そして
『ヨガを教える立場で人に対して出てくる悩みは、自分は【ヨガインストラクター】なのか 【ヨガの指導者】なのか、それは明確にしておいた方がいい』
と教えてくれました。
その先生が言うには
ヨガのインストラクター
教える人のことは【お客様】と言うことが多い。
ヨガがビジネスになってからできた職業で、サービス業だから【お客様】に対して、そのニーズ、求める事を読み取り、徹底的に応える。
ヨガの指導者
教える人のことは【生徒さん】と言うことが多い。
ヨガを実践し、ヨガを体現し、ひたすらヨガを教える。
ヨガ講師もこちらに入る。
と教えてくれました。
いろんな意見はありそうだけど、その教えは私の悩みをクリアにするヒントをくれました。
そう教えてくれたその先生は、日本を代表するヨガの先生の1人。
彼女は【ヨガの指導者】だと思いました。
その後は研修を終え、ヨガの会社にインストラクターとして勤めていたので、考えることもなく『インストラクターです』と自己紹介をしていましたが、私はその時の先生の佇まい、喋る言葉や内容、全てに憧れを抱き
『ヨガの指導者と言われるようになりたい』と思うようになったのです。
そして月日が過ぎてフリーになり、そのことを思い出した私は考えて
【ヨガ講師】と書きました。
うーん…
どうでも良いことも考えてしまう性分。
そこで私は旦那に相談。
旦那はヨガ歴25年の大先輩、若い頃ヨガを教える仕事をしていました。
『ヨガ教えてた時、なんて自己紹介してた?』
『僕は名前を名乗るだけだったよ』
とのこと。
続けて『僕はヨガの知識が浅すぎる。ヨガを知れば知るほど、自分のことはヨガの先生と言えない』だそうで。
『😱…だったら私は一生言えないよ』
と思い、このブログを書き始めました。
書きながら考えた私の中の結論。
結局、肩書きなんかどうでもよくて要は中身。内容。何をどのように伝えるか。
どっちがいい、悪いではないし、最終的なヨガの目的は同じ。
いつも考えて考えて、当たり前のところに落ち着く。
こんな些細なことも考えてしまう私はヨガが必要で、だからハマってしまった。
難しいことより、思ったことを純粋に伝え続けていきたいと思います。
RYTとかヨガを仕事にしてる人にとって、メジャーな資格もあるけど、実際資格がなくてもできる【ヨガを教える】と言う仕事。
だからこそ、目の前の人に対して責任を持って、
「ヨガインストラクター/ヨガ講師です」
と言い切ってしまう。
その肩書きに自信がもてないなら、そこを埋めていくように、必死に努力する。
ヨガの勉強は一生終わることはなく、だから面白い。